2013年09月19日 ファームウェア1.52更新における変更内容ついて
日頃弊社製品のご愛用まことにありがとうございます。
ARC-1882, ARC-1880, ARC-1213, ARC-1223 シリーズ向けにファームウェア1.52が公開されました。
起動プロセスに大きな変更点がありますので、ご面倒ではありますがご一読ください。
本内容は、問い合わせが多く急ぎ公開している内容ですので予告なく変更することがあります。


RAIDコントローラ上のBIOSコードを選択するオプションが追加されました。
※パラメータ位置 System Function -> Advanced Config -> BIOS Selection
本パラメータではLegacy INT13 , UEFI , EFI , no BIOS とあります。
各モードで使用されている領域はそれぞれ32kbです。

尚、コントローラに定義されているROMサイズは64Kb固定となっており設定変更を
行うことはできません。
1.52では下記の様に起動時のBIOSモードを定義します。

(A)BIOS1:レガシー + UEFI(32K+32K) - > EFIを使用することはできません
(B)BIOS2:レガシー + EFI (32K+32K) - > UEFIを使用することはできません
Legacy INT13 が選択された場合 - > BIOS1/BIOS2のいずれかを使用します。
UEFIが選択された場合 - > BIOS1が使用され
EFIが選択された場合 - > BIOS2が使用されます。
Intel MAC の場合はこのモードを使用してください。
BIOSを無効にする場合は(Diseble) - > 全てのデータを0xFFで返す
ブートデバイスで使用しない場合。
ARC-8050ではこのパラメータには極力しないでください。

本設定は、1.52から適用されますので1.52に更新後は必ず再起動ではなく電源のシャットダウンと
電源オンによる動作にて更新を完了させてください。
また本設定にはBIOS等も関係しますのでFirmwareだけでなく、すべての定義ファイルを更新してください。
※Beta 1.51でも本設定は実装されておりました。

他にも、下記のような追加実装がされております。
・バッファに対する閾値の追加設定
・ディスクのCloning機能の追加
・Stripe Sizeの設定上限が128Kbから1024Kbまで拡張
・1882系では256Driveモードのサポート(要Expander)


・更新の際に順番がありますので下記の順番で実施してください。

BIOSのファイルのみInvalid BIOS data と表示され更新を行うことができません。
上記に説明しておる通りBootROMの扱いが変わったことによるもので
下記手順で更新を行ってください。

1. ARC1882BOOT.bin の更新
2. ARC1882MBR0.bin の更新
3. arc1882firm.bin の更新
4. 再起動
  1.52とFirmwareがなっていることを確認
5. ARC1882BIOS.bin の更新

正常に完了しますと、下記の様になります。
BIOS  1.23 2012-12-28
Firmware 1.52 2013-08-29
BootROM  1.52 2013-08-29
PL    17.0.0.0


・ご質問の多い内容

1. UEFIモード使用時の注意事項

UEFIモードにRAIDCARDを設定した場合、OSのインストール自体をUEFIで実施しなければなりません。
Legacy INT13 で起動しインストールされたブート領域はそのままではUEFIで使用する管理領域等が
作成されない為、変更をすることはできません。


2. UEFIに選択時、F6/TAB のBIOSオプションが表示されない。

UEFIのみで動作しているときは、旧来のBIOS画面は表示されません。
そのためF6での作成optionは使用できません。
この場合はネットワークコンフィグにて作成してください。


>>2-1. クロスケーブルで接続する場合
>>2-2. DHCPネットワーク上でIP探索をし接続する場合
※ARC-1223-8X ARC-1213-4X ではRJ-45コネクタがない為BIOSモードで起動できる環境であらかじめ
 raidコンフィグを完了させてください。


2-1.
RAIDCARDデフォルトでは、192.168.1.100 のDHCPです。
あらかじめ設定を実行するPCとクロスケーブルで接続し、PC側を、192.168.1.10とでもし、
ブラウザで192.168.1.100を入力しweb コンフィグ画面に入ってください。

2-2.
HCPの場合、RAIDcardに割り当てられたIPがわからないかと思います。
下記コマンドを別環境で実行し確認してください。
※本コマンドは、同セグメント範囲にpingを次々とかけます。
 サーバやファイアウォールがある場合ネットワーク管理者に、
 時と場所をわきまえなヨー と言われかねませんので事前に許可をとってから行ってください。

c:\>> で打つと仮定する。

c:\>ipconfig -all
で現在のネットワーク体系を調べる。

192.168.0.51 とでた場合、下記を入力
c:\>for /l %i in (0,1,255) do ping -w 1 -n 1 192.168.0.%i && arp -a 192.168.0.%i >> ping.log

for /l %i in (0,1,255) : 0.1.〜〜255 までひとつづつ変数を作成する
do ping -w 1 -n : 1msの待ちで一回だけpingを打つ
192.168.0.%i : ネットワークのエリア
arp -a 192.168.0.%i : IPに対するarpテーブルのエントリ表示
ping.log : c:\にping.log を出力

上記コマンドを実行後に arp -a ないしは、ファイル名を指定して実行でping.logでip一覧を確認
00-1b-4dから始まるMACアドレスがareca社の製品となりますので抜粋してください。
192.168.0.180    00-1b-4d-78-21-xx  の様に表示されますので
このIPアドレスをブラウザで入力してください。※xxはマスクさせていただいています。

デフォルト設定
user : admin
pass : 0000


3. RAIDCARDのスロット位置

スロット位置でブート時にインストールできない個所が存在します。
Intel純正のDZ77RE-75Kなどの純正M/BではCPUに近い一番最初にReadされる
スロット以外では正常に動作いたしません。
正常な認識をできない場合、UEFIインストール時にDriverの認証ではじかれます。
Driverは極力最新の物をご利用ください。


4. インストールできたが、起動できない。

M/B BIOSでLegacyなどの旧来のMBRモードで起動できるオプションが入っている場合
正常に起動できないことがあります。
ファームウェアのreadmeでは自動選択でとありますが選択がうまくいかないことがあります。
この場合は、UEFIでのみ起動するにのみONをし、旧来のMBRでの起動をしないようにしてください。
NTLDR等の領域が見えず正常に動作できないことがあります。


引き続き、動作確認をとっておりますが旧来のMBRで動作している環境化でOSの再インストールを
実施する予定のない場合は、BIOS Selectionの設定はLegacy INT13 から変更をしないでください。
またマザーボードの設定も同様にUEFIのみにしないでください。
再インストールでUEFIにするときのみ設定変更を実施してください。